最高のマーケティングによって生み出されたものは、例外なくお客様の人生にとっての “最高の脇役” へと存在価値を変えます。私たちのビジョンは、あらゆる人生の生き方と価値観に向き合い、それらを生み出す存在となることです。
はじめまして、代表取締役の石井大地です。
私は2000年(平成12年)に生まれ、現在23歳となりました。
一般的に”Z世代”とも呼ばれ、中学生の頃にはスマートフォンが既に普及しており、手元にインターネットやSNSがあって当たり前の環境で育った世代です。
あらゆるインフラが整った日本に生まれ、娯楽に溢れた毎日を生きることができ、大変恵まれているように感じます。
これらはすべて、戦後から現代にかけて、必死に日本経済を発展させてきた方々の努力の恩恵です。
しかしながら、大変恵まれた時代に生まれたと感じる一方、私は時々現代に生きづらさを感じることもあります。
これほど恵まれた時代に生まれたのにも関わらず、なんとわがまま奴だ、とも思いますが、
皆様も日頃同じように感じる瞬間があるのではないでしょうか。
増税や物価高騰、老後資金や年金問題など、経済的な国民負担が重たいことは、間違いなく要因のひとつになるかと思います。
実は、私が大学在学中に起業を決意した理由も、将来の経済不安を解消したかったことが始まりです。
企業の競争力が高まるこれから日本では、一流のマーケティング人材が重宝されると感じ、起業に至りました。
今の若者は夢がない、なんて世間では言われていたりしますが、当然です。
不安に悩まされる現状では、自分の将来に前向きになれるはずがありません。
現に私も、起業をして将来の経済不安が解消する前は、夢なんて考えたこともありませんでした。
若い世代に限らず、きっと将来の経済不安は、現代の日本社会に生きる多くの人々の悩みなのではないかと思います。
そこで私たちは、企業の背中を押す形で、こんな現状を変えたいのです。
圧倒的なマーケティング戦略で、ビジネスの最高の脇役へ
もちろん、弊社が直接的に世の中を変えられるとは考えていません。
正直なところ、世の中を変えるにはまだまだ力不足であり、時間を掛けて研鑽を積んでいくことが必要不可欠です。
しかし、世の中を変える力のある企業をマーケティングの側面からサポートすることで、間接的に世の中を変えることはできると考えています。
ビジネスが多様化し、世の中にない商品やサービスを探すことすら難しくなった現代。
その背景には、人々に今より良い未来を届けるため、毎日奮闘する企業の数々が存在します。
・「人を自信で包み、生き方に影響を与え、世界を変える英雄を生み出す」ことを想い、最高品質のオーダースーツと一流のサービスを提供する企業
・「日本人の生き方・働き方をより幸せにし、日本をより良い国にする」ことを想い、働き方から日本人の幸福度向上にアプローチする企業
・「賃貸物件価値の向上」を想い、現代に生きる日本人のライフスタイルに合わせたリフォーム提案と、凝り固まった賃貸業界の構造改革に臨む企業
他にも、“全く新しい食文化を提供する飲食店” や “思い通りに歌える楽しさを提供するボイストレーナー”、“内定後の未来に社会で活躍するための就活コーチング” や “プロになりたい高校球児の夢を叶える野球トレーナー” など、どれも世の中を変える力のある素晴らしい企業です。
私たちはそんな企業の『最高の脇役』となり、マーケティングの技術を用いて、良い商品とサービスを正しく世の中に発信したい。
そして、お客様(エンドユーザー)の人生おいて、支援させていただく企業が『最高の脇役』となれるようなマーケティング戦略を提供したい。
私たちにとっては支援させていただくすべての企業が “主役” であり、企業にとってはお客様が “主役” である未来を理想とします。
これが弊社が実現させたいビジョンであり、確固たる想いです。
計算を超えて、クリエイティブの可能性に挑戦し続ける
ビジネスが多様化し、世の中にない商品やサービスを探すことすら難しくなった現代。
商品やサービスの質だけで勝負できなくなっている現実に、多くの企業が気付き始めてきました。
だからこそ、SNSを使ってWebマーケティング戦略に成功した企業は、集客やブランディング、採用活動において大きな競争優位性を獲得し、それらを取り入れられなかった企業は今も新規集客に苦戦しています。
とはいえ、ここで問題なのは、SNSマーケティングのパワーに気付いたにも関わらず、実践して上手くいかなかった企業が多く存在したということです。
もちろん、マーケティング技術の不足が根本的な原因である可能性は高いでしょう。
しかし、マーケティング技術に自信があり、これまで新規集客にさほど困らなかった企業ですら、SNS戦略に苦戦したのです。
競合他社がSNSを使って成果を上げる姿を見て、焦りの感情からSNSを始めて失敗した企業は数え切れません。
では、成果を上げた企業とそうでない企業の間には、どんな差があったのか。
答えは、“クリエイティブ” の技術の差にあったのです。
ここで言うクリエイティブとは、おしゃれな見栄えや整ったデザインとは全く意味が異なります。
単に、動画の編集技術や撮影技術を指す表現でもありません。
マーケティング成果を最大化させる上で、その時々に最も適したクリエイティブです。
コンセプトから企画、台本から撮影、編集に至るまで、SNSマーケティングで成果を上げるためには、一貫してそのすべてに “マーケティング×クリエイティブ” の技術が求められます。
編集ひとつとっても、時にはテレビのドキュメンタリーの番組ようなハイクオリティな編集が求められることもあれば、時には素人に毛が生えたようなチープな編集が求められることもあり、これには明確な意図が存在するのです。
だからこそ、私たちはマーケティング技術だけでなく、クリエイティブ技術にも重きを置いています。
コンセプトや演者、発信ジャンルによってクリエイティブが変わるだけでなく、アルゴリズムやユーザー層の違いから、各々のSNSで見せ方がまるで異なるのです。
もしかすると5〜10年後には、SNSマーケティングは「もう古い」と言われ、例えばメタバースといったような全く新しいマーケティング戦略が必要になっているかもしれません。
時代が変われば人の感性や文化も変わり、最適なマーケティング戦略も変わります。
私たちはその時々に合わせて、最高のマーケティング成果を上げるために、クリエイティブの可能性に挑戦し続けるのです。
計算されたロジカルなクリエイティブだけでなく、人の心を動かす独創的なクリエイティブを生み出すために、日々新しい体験を欠かさず、刺激を受け、感性を磨くことを大切にしてクリエイティブ活動と向き合っていきます。
人生観にさえ影響を与える、言語を超越した感動体験を生み出す
世の中に情報が溢れ、インターネットを開けばどんな情報でも手に入るようなになった現代。
SNSを使うようなマーケティング戦略において、情報価値はないに等しいものとなってきています。
消費者の興味を引く最新情報や有益性の高い情報だって、1ヶ月も経てば当たり前になり、忘れ去られていくことでしょう。
そもそも現代において情報価値で差別化を図ることは不可能に近しく、参入障壁を作ることも困難となるため、超短期的な戦略になりがちです。
私たちはWebマーケティング戦略の行き着く先には、必ず “エンタメ性” が必要だと考えています。
原点に立ち返っていただきたいのですが、SNSの王様であるYouTubeはもともとエンタメ動画が起点となって全世界に普及しました。
もちろん、悩みの解消や学び、教養を目的として利用される側面もありますが、今も多くを占めるのは娯楽を求めるユーザーたちで、その本質は変わりません。
将来の経済不安を抱えつつも、生きる上で最低限の機能に困らない現代の消費者だからこそ、娯楽(エンタメ性)に魅力を感じやすいのです。
ここで言うエンタメ性とは、ドッキリ企画のような笑いを意図したコンテンツとは異なります。
・赤字ホテル再建の過程を物語のように発信し、経営判断に視聴者意見を取り入れたビジネス系TikTok
・事業投資のリアルを公開し、志願者と投資家の本気のぶつかり合いをエンタメにしたYouTubeチャンネル
・ホストやキャバクラなど、業界の知られざる裏側に密着したYouTubeドキュメンタリー企画
・他人の家のキッチンを借りて、ルームツアーとしてのエンタメを掛け算したラーメン屋のTikTok
SNSマーケティングで大きな成果を上げ、話題になるような企業は、どこもエンタメ性をマーケティング戦略に取り入れて事業拡大を行なってきました。
これは大変面倒なことではありますが、同時にその面倒臭さが参入障壁にもなっています。
それにより、圧倒的な競争優位性を獲得することができ、マーケティング戦略で成功した企業は競合他社と比べて頭ひとつ抜けることができるのです。
究極のエンタメとは、“最高の感動体験” を消費者に与えること。
専門家によると「感動」の最も適した英訳は、“Wow!” であるそうです。
日本語でも「言葉では言い表せない」と感動体験を表現することがありますが、きっと “emotion” “excitement” “impression” などでは不十分な程、言語を超越した感情なのでしょう。
心理学では驚き、喜び、怒り、恐怖、悲しみ、嫌悪の6つを基本感情が混ざり合い、混合感情として30種類余り(愛情、信頼、予期、動揺、悲観、羞恥、後悔、畏怖、失望……)に分類されるようです。
人間だけが持つ豊富な感情レパートリィは、時に人の心を強く動かし、魂に大きな衝撃を刻みます。
その心的作用の瞬間的な衝撃強度と混合感情の複雑さを人間の脳は処理し切れず、戸惑いや胸の高鳴りから「言葉では言い表せない」と自らの感動体験を表現するのです。
小説や漫画、アニメや映画などのエンタメは、“マーケティング×クリエイティブ”の技術を使って、人に感動体験を与えることをコンテンツにした最たる例だと考えています。
私自身も大好きな漫画やアニメに強く心を動かされ、言葉では言い表せない感動を体験したひとりの消費者です。
その体験は、今も記憶に深く刻まれており、人生観にさえ影響を与えました。
私の人生においては、“最高の脇役” と呼ぶに相応しい存在です。
新しい体験が自分の人生観に影響を与えると察知した時に、私たちは感動を感じる。
きっとそれは言葉では言い表せない。
しかし、全身が震え、魂に刻まれ、涙が流れる。
私たちは、より多くの人々にそんな感動体験を届けられるようなクリエイティブを生み出すため、日々奮闘していきます。